花巻東初Vでセンバツ当確、神宮大会も初出場 佐々木麟太郎が2点二塁打「新たな歴史を」

[ 2021年10月26日 18:05 ]

高校野球秋季東北大会決勝   花巻東4―1聖光学院 ( 2021年10月26日    石巻市民 )

<花巻東・聖光学院>5回2死一、二塁から左中間を破る2点二塁打を放った佐々木麟(撮影・川島 毅洋)
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 花巻東(岩手)が聖光学院(福島)に競り勝ち、秋の東北大会初優勝を飾った。11月20日に開幕する明治神宮大会に出場する。

 21日の2回戦、東日本国際大昌平戦で高校通算47号本塁打を放った佐々木監督の長男・麟太郎内野手(1年)は、2―1の5回2死一、二塁から左中間を破る2点二塁打を放ち「前の打席でスライダーでアウトを取られていたので、ある程度、張っていた」と初球のスライダーを流し打った。チームは初の神宮大会出場を決め「新たな歴史を。花巻東の野球ができるように準備したい」と意気込んだ。

 初回に先制の中越え適時二塁打を放った4番・田代旭主将(2年)は「自分たちらしい戦いができた。ここで終わりにせずに、次に向かってやっていきたい」と引き締めた。

 6回から登板し、4回無安打無失点で試合を締めたサイド右腕の工藤翔大(2年)ら課題だった投手陣が整備された。佐々木洋監督は「先制点が取れたのが大きかった。工藤が気迫のこもった投球をしてくれた」とナインを称えた。

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2021年10月26日のニュース