ヤクルト快勝でM1! いよいよ6年ぶりVは秒読み段階へ この後、阪神が△でも高津監督胴上げ

[ 2021年10月26日 21:04 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―1DeNA ( 2021年10月26日    横浜 )

<D・ヤ>9回2死二、三塁 佐野の打球を捕球しガッツポーズする村上。右はマクガフ(撮影・久冨木 修)
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 ヤクルトは優勝へマジック2として迎えたDeNA戦(横浜)に5―1で逆転勝ちを収めて2連勝。自力でマジックを1に減らした。ゲーム差ゼロで追走する2位・阪神がこの後、中日戦(甲子園)に敗れるか引き分ければ、2試合を残してヤクルトの2015年以来6年ぶり8度目の優勝が決定する。

 阪神が勝った場合、ヤクルトの最短Vは29日に。それでも決まらない場合は11月1日の最終戦までずれ込む。11月の優勝決定となれば、1950年の松竹(11月10日に優勝決定)以来71年ぶり2度目となる。

 ヤクルトは先発右腕・高梨が初回に1点先制を許したが、直後の2回に村上、サンタナの連続長短打で無死二、三塁とすると、1死後、オスナの三ゴロの間に同点。3回には塩見、青木、村上の安打で1死満塁としてからサンタナが2打席連続となる右中間二塁打を放って3―1と勝ち越しに成功した。さらに中村も左中間フェンス直撃の2点適時二塁打で続き、この回打者10人で5安打4得点。相手先発左腕・今永から5点を奪って3回KOした。

 高梨が4回1失点とまとめると高津監督は早くも継投に入り、5回から2番手に右腕・石山を投入。2打席連続二塁打の森に2死一塁で打順が回ると3番手左腕・田口も投入し、この回を無失点で切り抜けた。6回からはローテーション投手の左腕・高橋も4番手として今季初のリリーフ登板して2イニングを無失点。8回は清水、9回はマクガフと両右腕が“勝利の方程式”を完成させて今季73勝目(50敗18分け)をものにした。

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