敗れた全パ工藤監督 柳田の1番起用「なるべく多くの打席をと思って」、山川の1発「喜ばしいこと」

[ 2021年7月16日 22:06 ]

マイナビオールスターゲーム2021   全パ4―5全セ ( 2021年7月16日    メットライフD )

<全パ・全セ(1)> 2回無死一、二塁、山川の中前適時二塁打で生還した吉田正(左)を迎える工藤監督 (撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 スーパースター勢ぞろいの祭典「マイナビオールスターゲーム2021」は16日、メットライフドームで第1戦が行われ、全パは4―5で全セに競り負けた。第2戦は17日午後6時から楽天生命パークで開催される。

 【全パ工藤監督に聞く】
 ――お疲れ様でした。
 「すいません。負けてしまいました」

 ――山本投手はさすがの投球でした。
 「セ・リーグの素晴らしいバッターがこれだけいる中であのピッチングができるのはさすがだと思いました」

 ――山川は急遽ホームランダービーにも出場しましたが試合でも打ちましたね。
 「試合でも打って、ファンのみなさんもメットライフで彼のホームランを見れたというのは喜ばしいことだと思います」

 ――吉田正を4番に抜てきしました。安打も打ちました。
 「4番としてどっしりしている感があります。さすがパ・リーグの首位打者。もっとホームラン打とうと思えば打てるでしょうけど、シュアな打撃をみせるところはオールスターでも変わらないナイスバッティング」

 ――柳田にも1本が出ましたね。
 「1本打ちましたね。よかったですよ~。マッチにも出たし。明日は栗(栗原)と甲斐に出てくれれば」

 ――柳田が1番でした。五輪やシーズンを見据えてですか。
 「かもしれないけど。他に打点であったり打率で上位の方もいる。柳田っていう存在はパ・リーグだけでなく全国に広がっている。なるべく多くの打席をと思って1番にさせてもらった」

 ――申告敬遠もありました。まずは勝利でしたか?
 「勝つのも大事だと思いますけど、あっちの方が盛り上がるのかなと。原さんがバントを出した。辻さんにも井口監督にも聞いたら“満塁で行った方が”ていうとこ。勝負となればやっぱり負けたくないという思いがあった。満塁の方が守りやすいので、すいませんさせてもらいました。益田くんには申し訳ないです」

 ――第2戦では白星を狙いますか?
 「2試合ともホームなので負ける2連敗という訳にはいかない。ベンチの雰囲気もテレビも映っていると思いますけど選手のみんなが楽しんでいるオールスターかなと。ファンのみなさんも楽しんでもらえたら。マッチが大活躍でしたよ。楽しそうにやっていました。明日勝てるよう頑張ります」

続きを表示

2021年7月16日のニュース