秋大阪3位の山田が辛勝発進 9回追いつき10回に勝ち越し エース坂田が10回2失点完投

[ 2021年7月16日 18:04 ]

第103回全国高校野球選手権 大阪大会 1回戦   山田3―2大商学園 ( 2021年7月16日    南港中央 )

<大商学園・山田>延長10回に勝ち越しゲームセットに喜ぶ山田ナイン(撮影・後藤 正志)
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 昨秋の大阪府大会3位で、公立校として26年ぶりに近畿大会出場を果たした山田が土壇場で追いつき、辛勝発進。0―2の9回、2四球と犠打で1死二、三塁とし「1番遊撃」の田村健吾(3年)の左前2点適時打で同点。延長に持ち込むと、10回2死二塁から「7番三塁」の石橋和史(3年)が決勝の中前適時打を放って試合を決めた。「前の打者がバントでつないでくれたので、気持ちに応えようと思った。ホッとしました」と胸をなで下ろした。

 エース右腕の坂田凜太郎(3年)は再三のピンチをしのぎ切って10回2失点完投。秋に結果を残し、話題となったことで警戒されたため、球種を増やしたという。「緊張する方ではないので、気持ちは楽に投げられました。大阪で1番になりたい」と90年の渋谷以来、31年ぶりとなる府立校の夏の甲子園出場を誓った。

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