大院大高がコールド発進 主将の南部がバースデー先制V打 2回戦は大阪桐蔭と対戦

[ 2021年7月16日 14:53 ]

第103回全国高校野球選手権 大阪大会 1回戦   大院大高19―0摂津 ( 2021年7月16日    南港中央 )

 18年夏の北大阪大会で決勝まで進んだ大院大高が夏初戦をコールド勝ち。初回に8安打の猛攻で8点を先制すると、10―0の4回には一挙9点を加えて試合を決定づけた。

 初回1死二塁から中堅左を破る先制の適時二塁打を放った「3番中堅」で主将の南部祐音(ゆうと=3年)は、この日が誕生日。試合前にはナインから「おめでとう!」と祝福され、先制打含む5打数4安打と大当たり。「頑張ろうと思えた。甘い球を仕留められたので、良かった」と頬を緩めた。

 18日の2回戦では3年前の夏に決勝で敗れた大阪桐蔭と戦う。打撃マシンのスピードを140~150キロに設定するなど、対策を立ててきた。「今日といっしょで、甘い球を仕留めるというやるべきことができたら、いい戦いになると思う。悔いの残らないように戦いたい」。大院大高ゴルフ部の監督として2010年に全国優勝へ導き、昨年8月に就任した西浦裕一監督も「力の差はあるとは思いますが、一発勝負なので何があるかわからない。どうやって勝とうかな、とそればかり考えています」と恐れず絶対王者に立ち向かう。

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2021年7月16日のニュース