楽天の「初選出コンビ」島内&小深田がともに球宴初打席で初安打を放って存在感示す

[ 2021年7月16日 22:24 ]

マイナビオールスターゲーム2021第1戦   全パ4―5全セ ( 2021年7月16日    メットライフD )

<全パ・全セ(1)>顔にペイントを施した島内 (撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天の初出場コンビが躍動した。初出場となった島内と小深田はそろって途中出場すると、ともに球宴初打席で初安打をマークした。

 小深田は7回の守備から途中出場。7回2死一塁で迎えた初打席では、ヤクルト・マクガフが投じた初球の150キロ直球を左前にはじき返した。「周りがすごい選手ばかりで落ち着かない感じはあった」としつつも「(打席では)初球からいこうと思っていた」と、初の夢舞台で積極性が光った。

 島内は7回の守備から出場。8回の初打席は、巨人・ビエイラの163キロの剛速球をしぶとく中前に運んだ。二盗に成功すると、相手の悪送球で三塁まで進塁。得点には結びつかなかったが、見せ場をつくったリーグ打点王は「(ビエイラの球は)速かったですね。(速球を)狙ってはいたけど、ちょっと詰まっちゃいましたね」と振り返った。

 17日の第2戦は本拠地・楽天生命パークが舞台だ。仙台で球宴が開催されるのは東日本大震災が起きた11年以来、10年ぶり。島内が「試合に出たら活躍できるようにがんばりたい」と言えば、小深田も「第1戦より活躍できるようにがんばります!」と意気込んだ。

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