こんな“代役”ある? 2年ぶり球宴の本塁打競争 急きょ出場の山川穂高が圧巻15発で決勝進出決定

[ 2021年7月16日 17:30 ]

マイナビオールスターゲーム2021第1戦   全パ―全セ ( 2021年7月16日    メットライフD )

<全パ・全セ1>ホームランダービーで本塁打を放つ山川(撮影・岡田 丈靖)
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 2年ぶりに開催されるプロ野球スター選手の祭典「マイナビオールスターゲーム2021」は16日、メットライフドームで午後6時から第1戦が行われる。試合前には恒例のホームランダービーが行われ、腰部の張りのため欠場となったロッテのレオニス・マーティン外野手(33)に代わって急きょ出場した西武・山川穂高内野手(29)が2連勝で17日の第2戦(楽天生命パーク)前に実施される決勝進出を決めた。

 第1試合では、オリックスの杉本裕太郎外野手(30)とこの日バースデーを迎えたヤクルトの山田哲人内野手(30)が対戦。西武・源田壮亮内野手(28)に打撃投手を務めてもらった杉本が持ち時間2分間で2本に終わると、後攻の山田は1分ほどで3本を放ち、余力を残して勝利を収めた。

 第2試合では、西武・山川が打撃投手を務めた同僚の源田から1スイング目で本塁打するなど9本を放って阪神の黄金ルーキー、佐藤輝明内野手(22)の結果を待った。すると、佐藤輝は4本。代役として急きょ出場が決まりながら圧巻の9発を放った山川に軍配が上がった。

 山田と山川の対戦となった第3試合は、先攻の山田が5本。後攻の山川が源田から6本塁打して勝負に決着をつけた。

 なお、第2戦の試合前に行われる第4試合ではオリックスの吉田正尚外野手(28)と巨人の岡本和真内野手(25)、第5試合ではソフトバンクの柳田悠岐外野手(32)とヤクルトの村上宗隆内野手(21)がそれぞれ激突。その勝者同士がぶつかる第6試合の勝者が、第7試合となる決勝で山川と対戦して王者を決定し、優勝者には賞金100万円、7試合を通して打球の平均速度が一番速かった選手には「日産リーフ」がそれぞれ贈られる。

 ▼第1試合
山田 哲人(ヤ) 3―2 杉本裕太郎(オ)

 ▼第2試合
山川 穂高(西) 9―4 佐藤 輝明(神)

 ▼第3試合
山川 穂高(西) 6―5 山田 哲人(ヤ)

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