オリックス・杉本 初出場の球宴「運動会のつもりで楽しむ」勢い失速も、浅村に弟子入り志願で再上昇だ

[ 2021年7月16日 05:30 ]

監督推薦でオールスターに出場が決まりポーズを決める杉本
Photo By 代表撮影

 オリックスの「ラオウ」こと杉本裕太郎外野手(30)は、6年目で初出場する球宴を復調へつなげる考えを明かした。

 「自分よりすごい選手ばかり。運動会のつもりで楽しくやりたい。すごい選手ばかりなので質問して、アドバイスをもらえたら…」

 勝負強さと長打力で首位快走の原動力となった前半戦。最後10試合は打率・081(37打数3安打)で、本塁打も打点もなく失速気味で終えた。再上昇へのヒントを求めるのは、楽天・浅村だ。「ボールの待ち方、練習で何を意識しているか聞きたい」。優勝を争う敵主砲への“弟子入り”にも気後れはない。

 ホームランダービーにも出場する球宴後の中断期間は「もう一回鍛えていきたい」と心技体を見直す時間に充てるつもり。1996年以来、25年ぶりの歓喜の秋を迎えるためにも、「いい2日間にしたいですね」と力を込めた。

 オリックスからは初選出の宮城、投打の軸でもある山本、吉田正を合わせた4人が出場。躍進の力を祭典でも魅せたい。(桜井 克也)

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2021年7月16日のニュース