関学大が慶大に惜敗 初の全日本大学野球選手権3勝はならず

[ 2021年6月10日 14:54 ]

第70回全日本大学野球選手権 準々決勝   慶大5―3関学大 ( 2021年6月10日    神宮 )

 関学大は52年の第1回大会決勝で敗れた慶大に69年越しのリベンジを期したが、3―5で惜敗。同大初の全日本3勝はならなかった。

 初回、先頭打者を三塁手の失策で塁に出すと、先発の今秋ドラフト候補に挙がる左腕・黒原拓未(4年=智弁和歌山)が粘り切れず2点の先行を許す。2回に「7番捕手」の佐藤海都(3年=市尼崎)、4回に「3番一塁」の大谷優斗(4年=大社)がそれぞれソロ本塁打を放ち、今春リーグ戦ではなかった1試合複数本塁打で追いついたが、直後の5回には黒原が2安打2四球で2点のリードを献上。5回5安打3四死球3奪三振4失点(自責2)で降板し、敗戦投手となった。

 エースは「立ち上がりの悪さや抜け球など安定感に欠ける。まだまだだと思います」と自らを責め「1番じゃなければ何番でもいっしょ。負けたら意味がないので、一からやり直します」と秋の雪辱を誓った。

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2021年6月10日のニュース