ロッテ佐々木朗がプロ3度目の登板で見せた進化と手応え チェンジアップ試投に「自分の武器になるように」

[ 2021年6月10日 21:33 ]

交流戦   ロッテ2ー1ヤクルト ( 2021年6月10日    ZOZOマリン )

<ロ・ヤ>味方打線を信じ、ベンチ前でキャッチボールする佐々木朗(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの高卒2年目・佐々木朗希投手(19)が10日のヤクルト戦(ZOZOマリン)にプロ3度目の先発で6回1失点の好投も2勝目はお預け。試合は8回にレアードが勝ち越し15号ソロを放ち2―1で逆転勝利した。

 佐々木朗は2回に村上からプロ初被弾で先制点を許したもののプロ最長6回を投げて1失点の好投。「総合的に試合をつくれたし、前回よりも1回だけだが多く投げられて良かった」と喜んだ。プロ初登板は5回104球、前回登板は5回94球だったが、今回は6回93球という球数についても「もっと球数もいっているかと思ったが、思ったよりも行っていなかったのでラッキーな部分もあったと思うが、よかったです」とした。

 プロ2勝目とはならなかったが「自分が苦しい場面で変化球でカウントが取れたり、相手がストライクを待っている中でいいところに変化球を投げられた。前回、投げきれなかったところに投げ切れたこともよかったと思う」と振り返った。

 また過去2戦で投げなかったチェンジアップも投げた。「これからもっと試して、自分の武器になるように、自分を助けてくれる球種になればいいなと思う。チェンジアップに関しては投げたことが収穫です」と手応えを口にしたものの「ストライクは1球だけでした」と制球力の課題も挙げた。

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2021年6月10日のニュース