国学院大がダンテ弾で初陣逆転勝ち!東都MVP男が本領発揮の3安打2打点

[ 2021年6月10日 05:30 ]

第70回全日本大学野球選手権第3日 2回戦   国学院大4ー2富士大 ( 2021年6月9日    東京D )

<富士大・国学院大>6回2死、ソロ本塁打を放つ国学院大・山本ダンテ武蔵(撮影・河野 光希)
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 2回戦6試合が行われ、8強が出そろった。初出場の国学院大は山本ダンテ武蔵外野手(4年)が一発を含む3安打2打点をマークし、富士大に逆転勝ちを収めた。慶大は和歌山大を4―2で下し、3年ぶりのベスト8進出を決めた。

 5回を終え、0―2。鳥山泰孝監督から「勝ちゲームの雰囲気をつくれ」と指示が飛ぶと、3番・山本ダンテのバットが重苦しいムードを変えてみせた。

 6回に左中間へ反撃のソロ。「チームを変える一打を打ちたかった。“よし、いけるぞ”と思った」。予感的中だ。7回に同点に追いつき、川村の右前適時打で勝ち越し、続く山本ダンテも左前適時打。3安打2打点の活躍に、指揮官も「ダンテの普段通りの打撃で(チームが)勇気づいた」と目を細めた。

 フルネームは山本ダンテ武蔵。米国人の父・チャールズさんが放浪の剣豪・宮本武蔵を由来にして名付けた。広島出身。「本家」と同じく腕を磨くための旅に出た。大阪桐蔭に進学し、3年時は4番でセンバツ制覇に貢献。大学は関東の東都リーグを活躍の場に選んだ。4年生で果たした初の全国舞台。初出場初勝利に導き「プレーしたいと思っていた」という憧れの東京ドームでアーチを描いた。

 右の長距離砲は今春のリーグ戦で5本塁打を放って打点(17)とともに2冠王に輝き、MVPを受賞した。「自分の力で可能ならばいきたい」と将来的にはプロ野球選手になる夢もある。ダンテの旅はまだまだ終わらない。(柳内 遼平)

 ◆山本ダンテ武蔵(やまもと・だんて・むさし)2000年(平12)3月16日生まれ、広島県出身の21歳。大柿スポーツ少年団で野球を始め、三高中では広島瀬戸内シニアに所属。大阪桐蔭では3年の春、夏に甲子園出場。高校通算15本塁打。50メートル走は6秒0。趣味は読書。1メートル74、93キロ。右投げ右打ち。

 ▼富士大・安田慎太郎監督 ダンテ君には低めのボールで攻めようと話していたけど、甘い球を仕留められた。

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