ソフトバンク柳田が通算200号に王手!中村晃は今季初3打点で東浜アシスト

[ 2021年6月10日 05:30 ]

交流戦   ソフトバンク8―4広島 ( 2021年6月9日    ペイペイD )

<ソ・広>3回に本塁打を放った柳田(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンクが8安打で8点と効率よく得点を重ね、先発の東浜を援護した。口火を切ったのは中村晃だ。

 2回無死三塁で先制の右二塁打。「ランナーを還すことだけを考えて打席に入りました。最後はチェンジアップを捉えることができました」。3―3の5回2死満塁では厳しいボールをファウルでしのぎ、野村の10球目の外角カットボールを右前へ運ぶ決勝の2点打とした。今季初の3打点。「オープン戦で対戦していたので、そのイメージはあった。チャンスで塁に出る、絶対に還す。気持ちだけです」と汗を拭った。この日は6番打者。今季は2、3、5、7番もこなしている。「中村くんがね、いい味出してます。常に思ってますよ。フフフ」。打順は多彩だが工藤監督の信頼は不動だ。

 主砲も負けてはいない。柳田は交流戦4本目となる13号2ランでプロ通算200号に王手をかけた。1―0の3回2死二塁で野村の内角低めチェンジアップをすくい上げて、右中間席の中段まで運んだ。9試合ぶりの一発。「しっかり自分のスイングができた。いい打撃ができたと思います」。広島との交流戦で通算3本目となるアーチを自画自賛していた。

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2021年6月10日のニュース