慶大が3年ぶり4強 プロ注目・黒原撃ち 福井主将2打点 高校に続き大学日本一にあと2勝

[ 2021年6月10日 14:52 ]

第70回全日本大学野球選手権・準々決勝   慶大5―3関西学院大 ( 2021年6月10日    神宮 )

<全日本大学野球選手権 関西学院大・慶大 >初回2死二塁、慶大・福井が中前適時打を放つ(撮影・郡司 修)
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 第1回大会決勝と同じ顔合わせとなったカードは、投打のかみあった慶大が関西学院大に競り勝ち、第67回大会以来、3年ぶりのベスト4に進出した。

 初回1死一、三塁から今秋ドラフト候補の4番・正木智也内野手(4年、慶応)が左犠飛を放ち先制。さらに2死二塁から福井章吾捕手(4年、大阪桐蔭)の中前適時打で加点した。

 同点とされた5回には正木が押し出し四球を選ぶと、福井の右犠飛で2点を勝ち越し。プロ注目の最速151キロ左腕・黒原拓未投手(4年、智弁和歌山)をKOした。

 守っては増居翔太投手(3年、彦根東)橋本達弥投手(3年、長田)のリレーで関西学院の反撃を抑え、逃げ切った。

 福井は「ホッとしてます・苦しい試合をしっかり戦い抜いて良かった。(初回のタイムリーは)しっかり弾き返すことができた」と話した。17年センバツも大阪桐蔭主将として制した福井が大学でも日本一まであと「2勝」に迫った。

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2021年6月10日のニュース