西武・内海、今季初勝利の権利を持って降板 得意のDeNAに5回3失点の粘投見せた

[ 2021年6月10日 19:59 ]

交流戦   西武―DeNA ( 2021年6月10日    メットライフ )

西武先発・内海(撮影・尾崎 有希)
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 西武の内海哲也投手(39)が10日のDeNA戦に先発登板し、5回3失点の粘り強い投球で今季初勝利の権利を持って降板した。

 DeNA戦は巨人時代に28勝14敗と得意の相手だった内海。しかし初回から2死一、三塁のピンチを背負い、ソトに左前適時打を浴びて先制を許す。2回、3回と無失点に抑えた。味方の援護もあり、4―1で迎えた4回は先頭のソトに左前打を打たれると続く牧に1発を浴びて2点失った。5―3で迎えた5回は先頭の伊藤光に四球を与えたが、佐野を一ゴロ、宮崎を捕邪飛、ソトを左飛で打ち取りこの回を抑えた。

 内海は5回86球を投げて、6安打3失点で勝利権利を持って降板。6回からは2番手で宮川がマウンドにあがった。

 ▼西武・内海哲也投手 今年のメットライフドーム初登板でしたが、前回登板のこともあったので、今日は何とかしなければ、と思いマウンドに上がりました。DeNA打線はよく打つのは分かっていたので、とにかく粘り強く、粘り強く投げようと思っていました。粘っていれば味方打線が打ってくれると思っていたので、今日は何とか粘れてよかったです。

 (渡邉勇太朗が昨日好投したが)勇太郎は勇太朗でがんばったので、僕は僕のピッチングをしようと思いました。刺激にはなりましたね。柘植とのバッテリーは去年も組んだことがありましたし、試合前もしっかり話をしましたので、いいリードをしてくれました。

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