ダルビッシュ、援護なく2敗目 7回3安打2失点と好投も古巣カブスから白星ならず

[ 2021年6月10日 08:22 ]

ナ・リーグ   パドレス1―3カブス ( 2021年6月9日    サンディエゴ )

カブス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(AP)
Photo By AP

 パドレスのダルビッシュ有投手(34)は9日(日本時間10日)、サンディエゴでのカブス戦で今季13度目の先発登板。18年から20年まで3シーズン在籍したカブスと移籍後初の対決だったが、7回で100球を投げ、3安打2失点で今季2敗目(6勝)を喫した。チームは1―3で敗れた。

 3回までは9人で片付けたが、4回先頭のピダーソンに1―1から88マイル(約141・6キロ)の内角低めのカッターを右越え本塁打された。7回は先頭の2番ハップに四球、3番ウィズダムに1―1から89マイル(143・2キロ)の外角カッターを合わされ右前打で無死一、三塁のピンチ。4番リゾを85マイル(約136・8キロ)のカッターで二ゴロ併殺に討ち取ったが、その間に三走のハップが勝ち越しのホームを踏んだ。

 この日は最速97・2マイル(約156・4キロ)の直球に力があり、変化球も有効。カッター、スプリット、直球、カーブなどで全部で17個の空振りを奪った。投げ合ったアリエッタの5個を大きく上回ったが、パドレス打線がそのアリエッタから5回で1点しか取れず、6回以降は3人のリリーフ投手に無安打に抑えられた。ダルビッシュは7回まで投げ、1―2で降板。球数は100球だった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月10日のニュース