DeNA・大貫35日ぶり白星ならず 6回7K2失点力投も打線の援護なし

[ 2021年5月11日 19:54 ]

セ・リーグ   DeNA―巨人 ( 2021年5月11日    横浜 )

<D・巨7>DeNA先発の大貫(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの3年目右腕・大貫晋一投手(27)が巨人戦(横浜)に先発登板。6回5安打7奪三振2失点と力投したが、打線の援護に恵まれず今季2勝目には手が届かなかった。

 初回、1番・梶谷に1ボールからの2球目直球を左翼フェンス直撃二塁打とされると、続く2番・ウィーラーには初球カーブを右翼フェンス直撃二塁打され、開始からわずか3球で先制を許した大貫。その裏にはオースティンの左越え6号ソロで追いついてもらったが、4回にはスモークに投げたスプリットを右中間スタンド中段に運ばれ、勝ち越しを許した。

 味方打線は5回にオースティンの左前適時打で2―2の同点としたが、なおも続いた1死一、二塁の勝ち越し機に牧、ソトが凡打して勝ち越しならず。直後の6回を3者凡退に仕留めた大貫はその裏、2死走者なしで打席が回ると代打・乙坂が出て降板となった。

 大貫の投球内容は6回で打者25人に対して84球を投げ、5安打2失点。4者連続を含む7三振を奪い、与えた四球は2つだった。大貫は6回途中3失点で今季初勝利を挙げた4月6日の中日戦(バンテリンD)以降、3連敗中。勝利を挙げることはできなかったが、4月27日の広島戦(マツダ)で2回2/3を7失点KO、5月4日の中日戦(バンテリンD)で3回8失点KOと続いた悪い流れは断ち切った。

 ▼大貫 立ち上がり簡単に得点を与えてしまったことが一番の反省点です。前回、前々回と悔しい登板が続いていたので、今日は最低限試合を作れたので良かったと思います。次回登板も今日のような投球を継続し信頼を取り戻したいです。

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2021年5月11日のニュース