巨人と阪神の「伝統の一戦」 15日で2000試合目 節目は巨人6連勝中

[ 2021年5月11日 05:30 ]

伝統の一戦 15日 節目の2000試合

巨人-阪神戦区切りの試合
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 【Weekly Data展望】巨人と阪神の「伝統の一戦」は36年7月15日に第1戦が行われてから、これまで1998試合。14日から東京ドームで開催される3連戦が予定通り行われれば、15日の今季8回戦が2000試合目の対決になる。

 その対戦成績は、巨人の1093勝834敗71分け。15年4月4日には阪神より先に対戦1000勝目を挙げている。両軍の初試合と100試合刻みの区切りの対戦を振り返ってみても、巨人が14勝と、阪神の5勝を大きくリード。1400試合から直近となる1900試合の区切りでは巨人が6連勝中だが、2000試合目はどうか。なお、対戦400試合目の59年7月18日は区切りの一戦で唯一の引き分け(2対2=延長12回)。今季は9回打ち切りで引き分けが増えており、62年ぶりのドロー決着があるかもしれない。

 また、100試合刻みの区切りの対戦では巨人4番打者の一発が目立っている。中島治康(初試合)、川上哲治(300試合)、王貞治(800試合)、清原和博(1400試合)、松井秀喜(1500試合)、阿部慎之助(1800、1900試合)と6人がアーチ。阪神4番の本塁打は1700試合目の金本知憲だけも、3連発の快挙だった。栄えある2000試合目の4番は岡本和(巨)と新人の佐藤輝(神)が務めそう。今後、伝統の一戦の主役を担う2人に、区切りの試合で初となるGT4番の一発競演を期待したい。(記録課・志賀 喜幸)

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