京産大・北山 8球団13人のスカウトの前で猛アピール!!8回までわずか1安打 阪神スカウトも成長評価

[ 2021年5月11日 05:30 ]

関西六大学野球 第6節第1日   京産大3-2神院大 ( 2021年5月10日    皇子山 )

<京産大・神院大>先発し、15奪三振を奪い完投勝利する京産大・北山(撮影・亀井 直樹)
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 今秋ドラフト候補の京産大・北山亘基(4年)が先発し、15三振を奪い4安打2失点完投。6回に自己最速タイとなる151キロを計測するなど、視察した8球団13人のスカウトにもアピールした。

 「自分としてはそこまでいいとは思いませんでしたが、真っすぐで押せてはいましたし、チェンジアップで空振りを取れたのも良かったです」

 3回に味方の適時失策で1点を先制されたが、8回までわずか1安打投球だった。3回から7回までは外野への打球すらゼロで、直球もコンスタントに140キロ台後半を計測。阪神の熊野輝光スカウトも「フォームのバランスが良くなって、コントロールで崩れることがなくなった」と成長を評価した。

 4連覇を決めた大商大とは17日から直接対決。優勝の可能性は消えたが、勝ち点で並ぶ可能性はある。「秋につなげる意味でも勝ちきれるように。落としていい試合はない」。秋の反攻、夢のプロ入りへ重要な試金石となる。(北野 将市)

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