阪神・西勇 節目飾って自身100勝に王手かける 11日に中日戦通算2000試合目マウンドへ

[ 2021年5月11日 05:30 ]

投内連係で捕球に向かう西勇(撮影・坂田 高浩)
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 節目のマウンドで猛虎の現エースが竜退治だ。中日戦通算2000試合目となる11日に先発する阪神・西勇は10日、甲子園での投手指名練習に参加。静かな闘志を燃やした。

 「通算2000試合という節目もそうですし、チームの勝利のためにしっかり腕を振って投げていきたい」

 オリックスから移籍3年目。個人的には歴史は浅くても、伝統の重みは理解している。4月20日の巨人戦で今季3勝目を挙げ、通算98勝としてから2試合足踏みしており、自身の節目に王手をかけるマウンドともなる。

 火曜日は11日から4週連続で甲子園での試合。本拠地で100勝を飾るためにも、まずは4月27日の敵地での対戦で今季2敗目を付けられた中日から白星をもぎとる。(山添 晴治)

 《11、15日に節目》阪神は11日の中日戦(甲子園)、15日の巨人戦(東京ドーム)で両チームとのカード通算2000試合目を迎える。プロ野球初年度の1936年からのもので、史上初の大台到達。前身球団を含め36年の参加7球団のうち、現在も活動を続けるのは阪神、巨人、中日、オリックスの4球団。今回の2カードに続いて巨人―中日戦が現在通算1996試合で、日程通りなら7月6日に2000試合目を迎える。

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2021年5月11日のニュース