巨人・戸郷24日ぶり白星ならず 5回まで毎回四球 それでも116球粘投で6回2失点

[ 2021年5月11日 20:00 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2021年5月11日    横浜 )

<D・巨7>巨人先発の戸郷(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の戸郷翔征投手(21)が11日に出場選手登録され、同日のDeNA戦(横浜)に先発登板。4月17日のDeNA戦(横浜)以来となる今季3勝目を目指したが、6回5安打2失点で降板し、復帰即白星はならなかった。

 初回に梶谷、ウィーラーの連続二塁打により開始からわずか3球で先制してもらった戸郷だったが、その裏、オースティンに初球の真ん中直球を左翼スタンド中段に運ばれ、あっという間に同点。4回にスモークの来日2号となるソロ本塁打で勝ち越してもらった直後の4回も、無失点には抑えたものの、先頭・ソトを四球で歩かせるなど4回までに毎回の4四球、71球と制球に苦しんだ。

 すると5回、毎回となる5個目の四球で先頭・桑原を歩かせ、田中俊の犠打で1死二塁となってからオースティンに初球直球を左前に運ばれ、再び2―2の同点。さらにオースティン、佐野の連打で1死一、二塁とピンチが続いたが、牧、ソトを打ち取ってそれ以上の失点は許さなかった。5回までに99球を投げていたが、6回も続投して下位打線を3人でピシャリ。直後の7回、1死走者なしで打席が回ると、代打・広岡を送られ降板となった。

 戸郷の投球内容は6回で打者27人に対して116球を投げ、5安打2失点。2三振を奪い、与えた四球は5つだった。

 戸郷は4月24日の広島戦(東京D)で5回途中4失点で降板して今季2敗目を喫し、翌25日に出場選手登録抹消されていた。

 ▼戸郷 久しぶりの一軍のマウンドでしたがストレートはいい感覚で投げられたのではないかと思います。2度のリードをもらった中で要所を抑えられなかったことが反省です。次に向けて頑張ります。

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2021年5月11日のニュース