JABA九州大会 沖縄電力、準決勝へ 若い力が投打を支える

[ 2021年5月11日 10:39 ]

第73回全国社会人野球JABA九州大会第4日   北九州市民ほか

<NTT西日本・沖縄電力>8、9回を救援し、1失点で逃げ切った沖縄電力の山城
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 予選リーグ4試合が行われ、沖縄電力が3勝0敗で準決勝に進んだ。同点の8回に中部商出の2年目、小浜佑斗(19)が勝ち越しの2点二塁打。同じく九共大出身の2年目右腕、山城悠輔(24)が8、9回を締め、四国大会準決勝で敗れたNTT西日本に9―8で競り勝った。4強が出そろい、11日の最終日はSUBARU―パナソニック、西部ガス―沖縄電力の準決勝2試合と決勝が行われる。

 入社2年目の19歳が投手心理を巧みに読んで好打を決めた。7―7で迎えた8回1死一、二塁。3番に座る小浜は初球の内角球を強振し、左翼に大ファウルを飛ばすと3球目の外角球をすかさず右越えに狙い撃ちした。

 「1、2打席ヒットだったので3、4打席は内角を厳しく突かれて連続三振した。だからあの打席は内角待ちに見せかけた」。自らえさを撒き、裏をかいての外角打ちで2点二塁打。右打ちがチーム一うまい2番・田場が直前に放った右前打も「目に焼き付けていいイメージができた」としっかり活用してみせた。「考える野球」を提唱する古謝景義監督は「この1年で1番成長してくれた。駆け引きで打った殊勲打」と小浜を評価した。

 同じ2年目で九共大出の山城は4番手で2イニングを締めた。「NTT西は四国大会準決勝で9回に追いつかれ(タイブレークで)負けたので今度は逃げ切ろうと気合いを入れた」。1点差に迫られた9回1死二、三塁のピンチを連続三振で切って辛くも逃げ切った。

 2年目の若い力が投打を支える沖縄電力が昨年の都市対抗優勝のHonda、優勝経験のある王子、NTT西日本を破り、13年以来8年ぶりの準決勝に進んだ。

 <Honda熊本>終盤の逆転劇で三菱重工Eastに競り勝った。だがD組は3チームが2勝1敗で並び、敗戦ポイント(タイブレーク負け)でパナソニックに上回れ、予選突破はならなかった。とはいえ埼玉栄出のルーキー、内田が先発し5回3安打2失点(自責0)と好投するなど収獲はあった。渡辺正健監督は「守備も含めて日本選手権九州地区予選(26日~、熊本)までに立て直す」と気を引き締めた。

 ▽第4日成績
沖縄電力9―8NTT西日本
Honda熊本7―6三菱重工East
東海理化3―0セガサミー
SUBARU3―1JR九州

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