「4番継続」阪神・佐藤輝 12日からの有観客開催「見に来てよかったなと、そういうプレーを見せたい」

[ 2021年5月11日 05:30 ]

11日からのメモリアル6連戦へ意気込む佐藤輝

 阪神・佐藤輝の「4番継続」が濃厚となった。大山の代役として臨んだ前カードのDeNA3連戦は、10打数3安打3打点1本塁打。主軸として十分な働きに、井上ヘッドが今後の起用法を明かした。

 「15年目みたいな感じの落ち着きがある。4番を打っていることに動じないことを考えれば、大山が復帰するところまで考えても、(佐藤)輝を4番でいこうかな」

 背中の張りを訴えて登録抹消された大山の、最短復帰は16日。これにより今週行われる中日、巨人とのカード通算2000試合は、いずれも4番を務めることになる。

 刺激を受けるのは、節目の対決だけではない。12日からは甲子園も上限5000人で有観客開催される。

 「久しぶりに甲子園にお客さんが入るんで。見に来てよかったなと、そういうプレーを見せたい」

 本塁打はリーグトップタイの10本、28打点も巨人・岡本和に次ぐ2位。その一挙手一投足に、虎党から熱い視線が注がれる。(須田 麻祐子)

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2021年5月11日のニュース