阪神・桑原 414日ぶり実戦登板で1回無失点 スライダーで3奪三振「投げられたことが一番の収穫」

[ 2020年6月7日 05:30 ]

2軍練習試合   阪神4-3広島 ( 2020年6月6日    鳴尾浜 )

<2軍 神・広>1回、先発した、阪神・桑原(代表撮影)
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 頼もしい右腕が帰ってきた。右肘の不調で昨年4月から2軍での調整を続けてきた阪神・桑原が6日の鳴尾浜での広島2軍との練習試合に先発し、1回を1安打無失点。持ち味の鋭いスライダーで3三振を奪うなど復帰戦ながらさすがの投球をみせた。

 「三振3つより3人で終われなかった。でも投げられたことが一番の収穫なので」

 昨年4月19日の巨人戦以来、414日ぶりの実戦登板。文字通りまっさらなマウンドでも、17年に獲得した最優秀中継ぎ投手賞の輝きは色あせていなかった。先頭の羽月を2球で追い込むと、最後は決め球のスライダーで空振り三振。大盛には中前打を許したが、宇草を内角スライダーでバットに空を切らせ、続く4番・林から三度伝家の宝刀で空振り三振を奪ってみせた。

 「対戦したことがないバッターだったので。球種も分からないと思うので、それなりに」

 全12球中ボールがわずか1球と制球は安定し、桑原独特の真っスラもさえたが「そこそこですね。復帰戦にしては」と淡々と振り返るあたりがベテランらしい。平田2軍監督からも「久しぶりで、やっぱり貫禄だな。球のキレ、スピードといい申し分ない。違いを見せてくれた」と絶賛された。

 「しっかり試合で投げられるようにやっていきたいなと思っています」

 17、18年と2年連続で60試合以上に登板しブルペンを支えた男が、復活への一歩を踏み出した。(阪井 日向)

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