広島 対外試合連敗「13」でストップ! 4番・誠也が推定140メートルの逆転アーチ「感触よかった」

[ 2020年6月7日 05:30 ]

練習試合   広島10―6オリックス ( 2020年6月6日    京セラD )

<オ・広>3回、左越えに3ランを放つ鈴木誠(撮影・奥 調)
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 無観客の敵地に衝撃音が響き渡った。広島は6日のオリックスとの練習試合で2点を先取された直後の3回1死一、二塁で打席に鈴木誠。カウント1―1から左腕・田嶋が投じた膝元への直球を捉えると、放物線を描いた打球は左翼最上段へ飛び込んだ。推定飛距離140メートル。値千金の逆転3ランだった。

 「最近あまり内容がよくなかったので、自分のスイングを意識した。初回を引きずることなく集中できたし、感触もよかったです」
 3月22日の中日戦以来、対外試合で掛けたアーチは6本目。「いろいろ試している」とはいえ、練習試合再開後は10打数2安打で本調子には遠い。初回無死満塁では外角低めスライダーに手が出ず見逃し三振。だが、失敗は繰り返さない。「4番の仕事ができなかった」反省を生かした一撃。値打ちだった。

 4番が口火を切った打線は活気づき、4発13安打で2桁10得点。佐々岡監督は「チームの雰囲気を変えるのが4番」と称え、「まだ練習試合とはいえ、ここまで勝てないと周囲も…ね。勝負ごとなので勝つに越したことはない」と柔和な表情で安どの息をついた。

 重い空気を吹き飛ばす1勝。助走段階とは言え、3月7日の西武戦以来となる連敗は2分を挟んで13に、連続無得点も22イニングにまで、それぞれ伸びていた。「今のうちに悪いものを出し切り、反省を次に生かせば収穫にもなる」。鈴木誠はナインの思いを代弁する。

 自身の打撃状態にも言及した。「気持ちを含め、いろんな面でかみ合っていないけど、いろんな引き出しを見つけるチャンスでもある。しっかり仕上げていきたい」。6・19まで残り7試合。主砲は言葉に力を込めた。(江尾 卓也)
 

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