敦賀気比のドラフト候補右腕・笠島 プロへ強い思い「基礎的なことを大事に」今後の猛アピール誓う

[ 2020年6月7日 18:04 ]

試合形式の練習に登板した敦賀気比・笠島
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 今秋ドラフト候補の敦賀気比(福井)・笠島尚樹投手(3年)が7日、プロへの強い思いを語った。「直球の質、変化球のキレ味、今は全てが、そのレベルに達していない。日々の練習の積み重ねで変わってくると思うので、基礎的なことを大事にしていきたい」と今後の猛アピールを誓った。

 実績は申し分ない。1年夏、2年夏と2年連続で甲子園大会に出場。昨夏大会では全3試合に先発するなど、大黒柱としてチームを支えた。最上級生となり、全国の頂点を目指すために練習を積み重ねてきたが「3年連続」を目指した夏は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、中止となった。

 「去年の甲子園は、出し切ったけど、力が足りなかったことを実感した。悔しい思いをしたので、やり返したい気持ちは大きかったのですが…」

 ショックはある。それでも上の世界を目指すために気持ちを切り替えた。福井県高野連は選手権・福井大会の代替大会を開催する方向性だけに「大会があるなら、優勝を取りに行く。自分自身もこの春、夏とアピールできなかったので、したい気持ちはある」と言葉に力を込めた。

 スリークオーターから投じる最速145キロ直球を軸に、スライダー、カーブなどで徹底的に緩急を付ける。制球力も評価が高く、前日6日には3球団のスカウトが視察に訪れた。この日は実戦形式の練習に登板し、直球の最速は137キロだったが、打者9人に対して被安打2でまとめた。理想の投手とする日本ハム・金子の著書を読み、持ち味の制球力に磨きをかけ、体重も昨夏の71キロから7キロアップ。加速度的に成長する右腕が、運命の秋へと向かう。

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