阪神・原口 329日ぶり聖地弾! 3安打全て長打で正捕手争いアピール「取り組んでいるスイング出た」

[ 2020年6月7日 05:30 ]

練習試合   阪神6-2ソフトバンク ( 2020年6月6日    甲子園 )

<練習試合 神・ソ>2回1死一塁、原口は左越えに同点の2点本塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 乾いた打球音が甲子園に響いた。0―2の2回1死一塁で原口が東浜の初球の高めカットボールを左中間席へ。一振りで主導権をたぐり寄せた。

 「今年に入ってまだホームランがなかったので、本当にいい感触。良い風も吹いていたので強引にならず、センター中心にという気持ちでいった結果」

 今年の実戦24試合目での自身1号。甲子園での一発は昨年7月13日の球宴以来、329日ぶりだった。ダイヤモンドを一周すると、ベンチのナインに向かってボーアさながらの“かめはめ波”ポーズを披露した。3回は右翼線に二塁打を放ち、8回無死一塁では代わったばかりの左腕・モイネロから左翼線へ適時二塁打。すべて長打の3安打で、打線をけん引した。

 「練習で取り組んでいるスイングが実戦で出るのはすごくいいことだと思う。今後も続けていきたい」

 正捕手争いは梅野が一歩リードしているが、この日、投手陣を2失点で好リードするなど原口も負けていない。若手、外国人、ベテランとさまざまなタイプの投手をけん引。勝敗にこだわらない練習試合で、レギュラーシーズンの対戦がないソフトバンク相手でもビデオで熱心に研究した成果が出た。

 大腸がんから1軍復帰を果たして4日で1年を迎えたが、野球ができることに対して感謝は忘れない。「本当にこうやってチーム全員で一緒に野球ができてうれしい限りです」。4日には自身のツイッターを更新。改めて感謝の意を示すと、コメント欄では球場に足を運べない虎党から声援が送られた。

 打力が武器で昨年までも代打の切り札として感動を与えてきたが、捕手としても今年は勝負する。開幕へ、攻守でアクセルを強く踏み込んでいく。(長谷川 凡記)

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