オリックス アダム・ジョーンズ獲得 メジャー通算282発 球宴5度出場

[ 2019年12月11日 05:30 ]

オリックスと契約合意したアダム・ジョーンズ(AP)
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 オリックスが来季の新外国人としてメジャー通算282発でダイヤモンドバックスからFAとなっていたアダム・ジョーンズ外野手(34)と契約合意したことが分かった。森川秀樹球団本部長は交渉していることを認め、「契約締結には至っていないが、時間はかからないと思う」と近く正式決定できる見通しを明かした。

 ジョーンズは今季まで11年連続の2桁本塁打、通算1939安打を誇る超大物だ。オールスターにも5度出場し、17年WBCでは米国代表の「2番・中堅」として優勝に貢献。特にゴールドグラブ賞を4度も獲得した守備力に定評があり、球団では主に右翼を守った今季も脚力に衰えがないことを確認して獲得リストの最優先として挙げていた。

 球団助っ人としては08~10年まで在籍したアレックス・カブレラの400万ドルが過去最高給。今回のジョーンズは今季年俸300万ドル前後で交渉している模様で、来日初年度としては球団最高給の可能性が高い。交渉材料として複数年契約や本人が愛着を示している背番号10なども視野に入れており、正式決定を目指している。

 5年連続Bクラスで3年ぶり最下位に終わった今季主に4番を務めたロメロは故障が多く、今季限りで退団。米国でウインターミーティングに参加中の福良淳一ゼネラルマネジャーは出発前に「いい選手がいれば契約してくる」と大物獲得をにおわせていた。通算282発は来日前のメジャー成績では史上4番目。森川球団本部長も「実績度からいうと極めて期待度の高い選手」と期待を膨らませ、24年ぶりのリーグ優勝への起爆剤にしたい考えだ。(鶴崎 唯史)

 ◆アダム・ジョーンズ 1985年8月1日生まれ。米カリフォルニア州出身の34歳。03年ドラフト1巡目追補(全体37位)でマリナーズ入団。当初は内野手で05年に外野手転向。06年7月14日のレンジャーズ戦でメジャーデビュー。08年トレードでオリオールズ移籍。今季はダイヤモンドバックスでプレー。メジャー実働14年で1823試合、打率・277、282本塁打、945打点。シルバースラッガー賞1度、ゴールドグラブ賞4度受賞。13、17年WBC米国代表。1メートル88、98キロ。右投げ右打ち。

 ▽メジャー200発以上の主な大物助っ人野手
 ★アンドリュー・ジョーンズ434本 来日メジャー選手では最多。13年楽天入り。2年間で281試合、50本塁打、165打点の打率・232。安打(215)より四球(223)が多かった。
 ★フランク・ハワード382本 助っ人初の300発砲も、74年太平洋(現西武)入団時すでに膝を故障しており、開幕戦で途中交代。出場1試合、無安打で5月に帰国。
 ★レジー・スミス314本 83年巨人入り。2年間で186試合、45本塁打、122打点の打率・271。83年V決定日の10月11日ヤクルト戦で3発6打点。
 ★ラリー・パリッシュ256本 89年ヤクルト入り。42発で本塁打王。90年阪神移籍も膝痛め途中帰国。2年間で235試合、70本塁打、183打点の打率・260。
 ★トニー・バティスタ214本 05年ソフトバンクが2年総額15億円超で獲得。同年135試合で27本塁打、90打点の打率・263も、チーム若返りのため1年で解雇。
 ★ボブ・ホーナー215本 87年ヤクルト入り。来日4試合で6本塁打マーク。93試合で31本塁打、73打点の打率・327。同年帰国。

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