広島 野村&安部、89年6月24日生まれがそろって更改 来季逆襲へ強い決意

[ 2019年12月11日 05:30 ]

契約更改した広島・野村
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 ともに89年6月24日生まれ、福岡県北九州市の同じ産婦人科医院で30分違いで誕生した広島・野村と安部がくしくも同じ10日に契約更改し、そろって来季の逆襲へ強い決意を示した。

 マツダスタジアムの球団事務所に訪れた2人は同じ言葉を絞り出した。「悔しいシーズンだった」。野村は18試合で6勝5敗、防御率4・06。取得した国内FA権を行使せず、現状維持の1億2000万円プラス出来高払いの2年総額3億円でサインし、「1年間ローテを守って力を出し切る。チームとして一体感を持って、同じ方向を向いて、日本一を目指す1年になれば」と力を込めた。

 安部も胸に秘める思いは同じだ。慢性的な腰痛に悩まされ、114試合で打率・254。200万円増の4300万円にも「試合数は落ちたので…」と満足感はない。三塁の定位置奪取を見据え、「球団には(三塁を)獲りにいきますと言いました。打率は3割、得点圏打率も上げないといけない」と闘志を燃やした。

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