ヤクルト石川、1億500万円でサイン 球団史上初40代規定投球回へ「ローテ守る」

[ 2019年12月11日 05:30 ]

契約更改したヤクルト・石川
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 ヤクルトの石川が来季、15年以来5年ぶりとなる規定投球回到達を目標に掲げた。都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円増の年俸1億500万円でサイン。「規定投球回を投げられるということは、ある程度、結果が付いてきているということ。しっかりローテーションを守りたい」と来季を見据えた。来年1月には40歳を迎える。40代で規定投球回到達はこれまで球界で延べ12人が達成しているが、球団では史上初となる。

 今季はチームトップの8勝を挙げ、プロ野球現役最多の通算勝利数を171まで積み上げた。目標である通算200勝まで残り29。来季中の達成は厳しいが「自分の可能性に期待している。年齢に逆らっていく。一つ一つ階段を上っていきたい」と話した。

 来年は22歳下のドラフト1位・奥川(星稜)らが入団してくるが「Age is number(年齢は数字でしかない)」と言い切った。衰えぬ向上心と豊富な経験で来季も投手陣の先頭を切る。 (黒野 有仁)

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2019年12月11日のニュース