ソフトB・内川 最遅Gグラブ賞!打撃職人「夢みたい」一塁手パ初の守備率で19年目初

[ 2019年11月1日 05:30 ]

ソフトバンク・内川(撮影・中村達也)
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 プロ野球の守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞が31日に発表された。パの一塁手では、ソフトバンクの内川聖一内野手(37)が19年目で初受賞。14年に18年目で一塁手部門で選ばれた中日・森野将彦内野手を上回る最も遅い初受賞となった。日本一のソフトバンクからは最多の4人が選ばれた。両リーグの最多得票はセ外野手部門の巨人・丸の225票だった。

 1094回の守備機会で、失策は0。一塁手としての守備率10割は、68年の榎本喜八(東京)の・9992を上回る、パ・リーグ新記録だった。打撃職人として地位を築いてきた内川が、初のゴールデングラブ賞の喜びを爆発させた。

 「夢みたいです。夢が現実にという気持ちで、うれしいという言葉だけでは言い表せないですね」

 高校時代は遊撃手、プロ入り後は二塁や外野も守り、近年は一塁に専念してきた。プロ入り19年目での初受賞は、14年に森野(中日)が18年目で獲得した記録を更新する、最も遅い受賞だった。

 日々の守備への取り組みが、初タイトルにつながった。内川は試合前のルーティンとして、三塁でノックを受け、一塁へ長い距離の送球練習を欠かさない。その後、一塁に就き、二塁送球を確認する。今季最終戦となった9月29日のオリックス戦でも好プレーを見せ「チームに迷惑をかけなくて良かった」とシーズン無失策に胸をなで下ろしていた。

 横浜時代の08年には右打者最高打率となる・378で首位打者を獲得するなど、打撃部門では数々の記録を残してきた内川。守備面で初のタイトルに「過去の打撃のタイトルもうれしかったですが、守備を評価していただいたことを野球選手として誇りに思います」とかみしめた。(川島 毅洋)

 《一塁で失策0 巨人・岡本は逃す》○…一塁手で守備率10割だった岡本(巨)が受賞を逃した(三塁では4失策)。昨年は一塁で126試合に出場し失策6だったが今季は116試合で失策0だった。投手を除く内野手でシーズン守備率10割は昨年のロペス(D=一塁)、今季の内川(ソ=一塁)と並ぶプロ野球記録。巨人一塁手では80年王貞治の.998を39年ぶりに上回った。

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