阪神・大山、4番奪回へチャレンジの秋!初日から志願の早出守備&居残り打撃

[ 2019年11月1日 05:30 ]

個別練習で井上打撃コーチ(左)の指導を受ける大山(撮影・坂田 高浩) 
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 矢野阪神2年目の秋季キャンプが31日に高知県安芸市の安芸タイガース球場でスタートした。自主的チャレンジがテーマの今キャンプで、4番奪回に燃える大山悠輔内野手(25)が初日から志願の早出守備練習、そして居残り打撃練習と攻守に精力的だった。

 チャレンジの秋にする! 秋季キャンプ初日から守って、そして打ちまくった。自主性が求められる今キャンプ。大山が選択したメニューはノックをたくさん受けて、バットを振ることだった。

 「無駄にする時間はないので。1球1球、1秒、1秒を大事にするという気持ちです。エラーもしたくないですし、今年は投手のみなさんにたくさん迷惑をかけたので、ミスを減らせるようにと思っています」

 午前10時のキャンプインより1時間以上も前の8時40分に、もうサブグラウンドに立っていた。志願した守備練習。肌寒さを感じる中、久慈内野守備走塁コーチ、藤本同コーチが打つノックを木浪、熊谷、小幡らとともに受けた。

 久慈同コーチは「大山がやりたいと言ってきた。今年はスローイングのミスも結構あったから、改善したいと思っているんだろう。“お願いします”と言ってくるから応えないとね」と若き主砲の強い覚悟に応えた。

 自身初めて全143試合に出場も、両リーグ最多の20失策を記録した。矢野監督は今キャンプのテーマに「チャレンジする」ことを掲げており、大山も変身することに挑戦。その後の全体での守備練習でもスローイングの動作を確認しながら取り組むなど、意識を高く持って臨んでいた。

 4番奪回に燃える男は打撃ではさらに変身を求めた。午後のフリー打撃では140スイング中22本の柵越えで快音を響かせると、全体メニュー後は室内で約1時間、個別ティー打撃を遂行した。打率・258、14本塁打、76打点でシーズンを終えたが、中軸を打つ上では数字にもう一つ上積みがほしい。

 「守備だけではなくて、やることはたくさんあるので」

 攻守で明確な目的意識を持ってチャレンジする姿に矢野監督もうなづく。「自主性というのは、いろいろな意味がある。どう考えてグラウンドに出てくるかとか、気持ちの部分で、そういうふうに自分で決めてやる方がうまくなると思っているんでね」。自主的に選んだ初日のメニューは、たくさんノックを受け、たくさんバットを振ることだった。球場を後にしたのは全選手の一番最後。実りの秋――。大山が変わる! (長谷川 凡記)

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