今永「必ず世界一を獲って、皆さんにいい報告を」頼もし左腕、圧巻の5者連続奪三振

[ 2019年11月1日 22:28 ]

侍ジャパン強化試合   日本3―0カナダ ( 2019年11月1日    那覇 )

<カナダ・日本>先発し3回を6奪三振無失点の好投を見せた今永は、声援に帽子を取って応える(撮影・成瀬 徹)
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 侍ジャパンの先発マウンドに上がった左腕・今永昇太投手(26=DeNA)がカナダ打線相手に3回を1安打無失点。5者連続を含む6奪三振と好投して5日にベネズエラとの初戦(台湾)を迎える国際大会「プレミア12」に弾みをつけた。

 「カナダの打線も鋭いスイングする打者が多かったので、会沢さんとしっかりコミュニケーション取って丁寧に投げれました」。今永はバッテリーを組んだ会沢(広島)の名前を出しながらホッとした様子。初回、1番のD・ポンペイを150キロの速球で空振り三振に斬って取ると、2回から3回にかけては5番以下を5者連続三振。3回で打者10人から6三振を奪い、無四死球という内容に「試合前のブルペンはそんなに調子良くなかったんですけど、マウンドに上がって会沢さんがカーブをうまく使ってくれて。これは使えるんじゃないかなと思いました」と振り返った。

 6奪三振については「自分自身のバロメーターでもあるので。三振を取るたびに皆さんが歓声を挙げてくれて本当に力になりました。皆さん、ありがとうございました」とスタンドのファンにも感謝した今永。得意なカットボールにつては「いい変化をしてくれましたし、失投も少なかったので、大会の緊張感ある場面でもしっかりと投げられればなと思います」とし、「必ずいい形でこの日本に帰って来て、必ず世界一を獲って、皆さんにいい報告ができるように頑張ります」と頼もしかった。

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