稲葉監督「日本の投手は皆いい」と完封リレーにご満悦 打線は「コツコツいこうと」

[ 2019年11月1日 22:42 ]

侍ジャパン強化試合   日本3―0カナダ ( 2019年11月1日    那覇 )

<日本・カナダ>カナダに勝利しハイタッチでナインを迎える稲葉監督(左)=撮影・村上 大輔
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 侍ジャパンは1日、沖縄セルラースタジアム那覇でカナダとの強化試合第2戦に臨み、3―0で勝利した。

 先発マウンドに上がった今永(DeNA)が3回で6三振を奪う1安打投球を見せれば、2番手左腕・大野雄(中日)も3回2安打無失点。その後は中川(巨人)、山本(オリックス)、山崎(DeNA)と1回ずつ完封リレーでつないでの完勝だった。

 チームを率いる稲葉監督は「きょうは非常に投手がいい投球をして、野手の流れになったと。昨日少し負けてしまったので、きょうしっかり日本の野球をやろうということで。日本の形というものがひとつできましたので、いい形で台湾へ向けて行けると思います」と5日に行われる国際大会「プレミア12」初戦・ベネズエラ戦(台湾)へ手応えをつかんだ。

 「日本の投手は皆いいので。ここまでしっかりと調整してくれたと思います」と完封リレーを満足そうに振り返った稲葉監督。打線は4回の近藤(日本ハム)、5回の松田宣(ソフトバンク)、8回の甲斐(ソフトバンク)と先頭打者が四球を選んだイニングはすべて得点へと結びつけた。「選手にはとにかく1点、1点取っていこうということで。なかなかこういう国際大会はたくさんは打てませんので、コツコツいこうということで。そういう意味でもきょうはしっかりバントするところはバントして1点を取るという野球ができましたので、次につなげていきたいと思います」と話していた。

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