オルティス氏を銃撃した犯行グループの主犯格が判明 しかし逃亡中

[ 2019年6月18日 14:13 ]

ヘルメットと防弾チョッキを身に付けて裁判所に出廷したペレス容疑者(AP)
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 大リーグ元レッドソックスのスラッガー、デービッド・オルティス氏(43)を銃撃した事件についてドミニカ共和国の警察当局は17日、すでに身柄を拘束している10人の容疑者に総額84万円を支払った主犯格は逃亡中のアルベルト・ミゲル・ロドリゲス・モタ容疑者であることを明らかにした。

 同容疑者を含めてまだ2人は逮捕されていないが、当局では「事件の解明は最終段階に入っている」と捜査状況を説明。この日、ヘルメットと防弾チョッキを装着して裁判所に出廷したガブリエル・アレクザンダー・ペレス・ビスカイーノ容疑者は、ロドリゲス・モタ容疑者と銃撃した実行犯との間に入った「連絡係」だったと伝えられている。

 オルティス氏は9日、ドミニカ共和国のサント・ドミンゴ市内のナイトクラブで銃で撃たれ、弾丸は腰から下腹部を貫通。同市内の病院で6時間の緊急手術を受けたあと、レッドソックスがチャーターした専用機で米ボストンの病院に搬送された。2度目の手術のあと容体は安定。現在は話せるまでに回復している。

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2019年6月18日のニュース