輝星、2戦2勝へ「全力投球」解禁!「レベルアップしていると思う」

[ 2019年6月18日 05:30 ]

空港行きのチームバスに向かう吉田輝(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)が、次回登板が有力な23日の中日戦(ナゴヤドーム)で「全力投球」を解禁する。12日の広島とのデビュー戦ではフォームのバランスを重視した投球でプロ初勝利。次戦では金足農のエースとして昨夏の甲子園準優勝に導いたフルスロットルの直球を繰り出し、ドラフト制以降の高卒新人では史上7人目の初登板からの2戦2勝を目指す。

 昨夏甲子園の躍動感再び――。18日からのDeNA3連戦(横浜)に備え、中田や清宮らとともに新千歳空港から空路移動した吉田輝は、鋭いまなざしでこう言った。

 「そろそろ力を入れて、バランスを気にしなくても全力で投げられるように練習していきたい。甲子園の時は力を入れて140キロ中盤でしたけど今はバランスを意識しても140キロ中盤が出ている。そういう点ではレベルアップしていると思う」。金足農時代の最速は152キロだが、プロでは2軍戦で記録した149キロ。「バランスが崩れないようなイメージで投げた」というデビュー戦は147キロだった。力の入れ具合と投球フォームのバランスがかみ合えばプロ入り後初の150キロ台も可能である。

 2戦2勝なら、ドラフト制以降の高卒新人では05年のダルビッシュ以来、球団3人目。高卒1年目に16勝を挙げて最多勝と新人王を獲得した松坂(当時西武、現中日)も達成できていない記録だが「負けるのは嫌。自分の投球をして達成できれば」と腕をぶした。

 中日はセ・リーグ2位のチーム打率・257。セ首位打者の高橋や大島らがおり「基本的に打撃がいいイメージ」と警戒する。前回は投球の8割が直球だったが「直球は狙われてくるので、そこでうまく変化球を挟めたらいい」とカーブを中心に緩急も生かす。昨夏甲子園決勝で対戦した根尾は現在2軍。「根尾がいればうれしいというのは少しある」と期待も、今回の対戦はお預けとなりそうだ。

 1軍生き残りへ向けても、重要な次回先発。昨夏甲子園の準優勝右腕は、17年夏の優勝右腕・清水(当時花咲徳栄)との投げ合いを制し、再び白星をつかむ。 (東尾 洋樹)

続きを表示

「第101回全国高校野球選手権大会 各地区結果」特集記事

「第90回(2019年)都市対抗野球大会」特集記事

2019年6月18日のニュース