マー君、5勝目「驚いている」 自身メジャー4度目の完封 圧巻2安打10Kで二塁踏ませず

[ 2019年6月18日 10:44 ]

ア・リーグ   ヤンキース3―0レイズ ( 2019年6月17日    ニューヨーク )

見事な投球を見せたヤンキース田中(AP)
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 ヤンキースの田中将大投手は18日(日本時間19日)、ニューヨークでのレイズ戦に先発、相手に二塁を踏ませない見事な投球を見せ、今季5勝目を自身メジャー4度目の完封勝利で飾った。この日は、111球を投げ、2安打1四球10奪三振で今季初完封。

 田中は3回まで連続で3者凡退に抑える上々の立ち上がり。1、2回にはパーム、B・ロウ、ガルシアの中軸から3者連続三振を奪った。4回先頭のメドーズ、5回2死からアダメズに単打を許したが、いずれも後続をピシャリ。その後も安定した投球を続け、相手に二塁を踏ませなかった。

 「自分自身が結構、この結果に驚いている」と田中。「特別良かったというわけではなかったけど、全ての球種を効果的に使うことができたからアウトを積み重ねたことができたと思う」と振り返った。

 打線は3回にラメヒューの2ランで先制し、5回にもメイビンのソロ本塁打で追加点を挙げ、田中を援護した。

 田中は7日に第2子となる長女が誕生。12日にはニューヨークでのメッツとのダブルヘッダー第1試合に先発登板。6回2/3を投げ、7安打5失点(自責4)無四球の7奪三振で、5月12日以来の白星となる今季4勝目を挙げた。レイズ戦では、今季ここまでの2試合は計13回を1失点と好相性を見せていた。

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2019年6月18日のニュース