大谷 左翼ポール際へ技あり9号3ラン

[ 2019年6月18日 09:06 ]

ア・リーグ   エンゼルス10―5ブルージェイズ ( 2019年6月17日    トロント )

2回、9号3ランを放ちチームメートの祝福を受けるエンゼルスの大谷(AP)
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 エンゼルス・大谷が17日(日本時間18日)、敵地ブルージェイズ戦で今季9号3ランを放った。4―1の2回2死二、三塁から右腕ジャクソンの初球、87マイル(約140キロ)を左翼ポール際に運んだ。

 大谷の本塁打はサイクル安打を達成した13日の敵地レイズ戦以来、4試合ぶり。データ解析システム「スタットキャスト」によると打球速度100マイル(約161キロ)、同角度29度、同最高到達点82フィート(約25メートル)、同飛距離375フィート(約114・3メートル)だった。

 この日は7月9日(同10日)のオールスター戦(クリーブランド)のファン投票第2回中間発表があり、大谷はア・リーグのDH部門で36万2947票を集め、順位は変わらず4位だったが、3位・クルーズ(ツインズ)は50万6211票を集め、約14万票差をつけられる厳しい状況となった。

 今年は選考方法が変わり、6月21日(日本時間22日)まで1次投票が行われ、各ポジションの上位3人(外野手は上位9人)が同26日(同27日)からの最終投票に進む。結果は米東部時間の同27日午後7時(同28日午前8時)に発表される。投手と控え野手は選手間投票などで決まり、30日(同7月1日)に発表。「最後の1人」を選ぶ投票は行わない。

 尚、先週はサイクル安打を含む20打数9安打(打率・450)、2本塁打、5打点の活躍で週間MVPの有力候補だったが、自身3度目、今季初の選出はならず、ア・リーグは右腕バウアー(インディアンス)、ナ・リーグはブラックモン(ロッキーズ)が選出された。

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