大谷 9号3ラン「常に甘い球は狙っている」 2試合連続マルチも「もっと良い状態にもっていける」

[ 2019年6月18日 13:00 ]

ア・リーグ   エンゼルス10―5ブルージェイズ ( 2019年6月17日    トロント )

2回、9号3ランを放ちチームメートの祝福を受けるエンゼルスの大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が17日(日本時間18日)、敵地トロントでのブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場。2回に4試合ぶりとなる左翼スタンドに豪快な9号3ランを放つなど、5打数2安打で2試合連続今季13度目のマルチ安打で、10―5と大勝したチームに貢献した。

 【試合後の主な一問一答】

 ――5打数2安打3打点。打撃を振り返って。

 「打っている打席はもちろん良かったんですけど、抑えられている打席に関しても、アプローチの仕方も含めて、もう少し違った取り組みができれば、良い打席になったかなと思います」

 ――好調の中で打球の方向、角度、今一番重要視しているポイントは。

 「まだまだすごい好調だとは思っていないので、改善する点の方が多いですし、良いところは維持しながら、そこを改善できれば、もっともっと良い状態にもっていけるかなと思っているので、そこ次第かなと思ってます」

――二塁打も増えてきた。

 「良かったとは思います。ちょっと引っ張りでしたけど、間も抜けてくれて二塁打になったというのは、打球速度も含めて、いい傾向じゃないかなと思ってます」

 ――前のトラウトが2点適時打を打った。勢いにのって、初球を狙ったのか、来た球を打ったのか。

 「常に甘い球は狙っているので、カウントに限らず、そういう気持ちで打席の中ではいますけど、いい形で本塁打になってくれて、2回にあれだけ点がとれたのは、チームにとっても良かったかなと思います」

――ドームの試合でのやりやすさなどはあるか。

 「特に見やすい見にくいはなく、いけたので。レイズの方が日本っぽかったですけど、特に変わらずにいけているかなと思います」

 ――ポール際で切れた以前の打球と切れなかった今日の打球の違いについて。

 「切れなかったのは良かったですね。切れるかなと思いましたけど、しっかり行ってくれたのは良かったですね。左(投手)だったので前のやつは。ちょっと感じは違いますけど、良い傾向かなと思います」

 ――“改善するところがまだ多い”ということだが、1カ月前と比べて良い打席が増えているか。

 「それはありますね、もちろん。良い打席のほうが多くなってきているので。結果もちょっとずつついてきている形じゃないなかと思うので。100%それを可能にできるかといったら恐らく無理ですけど、そこに向けてというか、そこまでもっていく気持ちで頑張れば。9割8割、そういう形になるんじゃないかなと思っています」

――すぐ近くではNBAラプターズが優勝パレードを行っていた。

「凄いなと思いました。初優勝なので盛り上がるのは盛り上がるんだろうなとは思っていましたけど、そういう日に(トロントに)いれた、テレビで見れたということは良かったかなと思います」

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