レーザービーム健在!イチロー 開幕戦先発 指揮官明言「もちろん」

[ 2019年3月19日 05:30 ]

プレシーズンゲーム   マリナーズ6-5巨人 ( 2019年3月18日    東京D )

3回無死二塁 田中俊の打球を捕球し素早く三塁へ送球するイチロー(撮影・三島 英忠)
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 マリナーズとマイナー契約を結んでいるイチロー外野手(45)が18日、巨人戦に「9番・右翼」で出場。守備では3回に「レーザービーム」を披露してファンを魅了した。3打数無安打で、オープン戦から24打席連続無安打で開幕前の対外試合を終えたが、スコット・サービス監督(51)は20日の開幕アスレチックス戦でのスタメン起用を明言。「9番・右翼」で日米通算28年目の開幕を迎えることが有力だ。

 球場全体からのパワーをもらった。3打席でHのランプをともすことはできなかったが温かい拍手を受け続けた。イチローが穏やかな表情で、東京ドームでの2試合の最終調整を振り返った。

 「凄く空気が良くてね。ヒット1本打ちたかったけど、それは残念でしたね。明日から(相手が代わり)“ジャイアンツファンのおかげ”ではないですから。今日までですから。ジャイアンツファン、ちょっとというか好きになりましたね。凄く良かったです」

 日米共通の代名詞。大声援にレーザービームで応えた。0―0で迎えた3回無死二塁。右翼の定位置付近に飛球が上がると少し助走をつけ捕球し、しなやかに腕を振った。三塁手ヒーリーの胸にノーバウンドのストライク送球。二走ゲレーロ、原監督らも拍手した。「そうですか。ゲレーロは見えたけど原さんは全然分からなかった。うれしいね」と表情を緩めた。

 満点の送球ではなかった。「フォーシームで握れていない。もう運だから。でも、あんなチャンス、この2日間であるかどうか分からない。あそこで来てくれたんで、それ(三塁のダイレクト送球)は当然ですよね」。見せ場をくれたことに感謝した。

 一ゴロ、見逃し三振、中飛。オープン戦から24打席連続無安打で最終調整を終えた。昨年5月から公式戦に出場していないブランクを、結果で払しょくできなかった。ただ、それでも、試合後にスコット・サービス監督はイチローの開幕スタメンを「もちろん」と明言。「数日間でいい方向に持っていけるとしたら、それがイチロー。それだけの力を持っている」と説明した。

 大リーグ公式サイトによれば、45歳149日での開幕スタメンは04年フリオ・フランコの45歳227日に次ぐ史上2番目の年長記録となる。08年はオープン戦26打席連続無安打を経験しているが、準備不足という認識は全くない。だからこそ、「これで開幕が始まってしまう」と問われると「始まって“しまう”という感じは別にないですね。そこはない」とキッパリ返した。3・20。日米通算4367安打のレジェンドが生きざまを見せる。(笹田幸嗣通信員)

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