根尾 開幕2軍決定的、26打数13三振 それでも森野コーチ「全然気にしない」

[ 2019年3月19日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ阪神戦に向けて大阪移動する根尾
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 中日のドラフト1位・根尾(大阪桐蔭)の開幕2軍が決定的となった。19日からのウエスタン・リーグ、阪神戦(鳴尾浜)に向けて18日に大阪に移動。今週は同戦3試合、23、24日の巨人との2軍交流戦(ジャイアンツ球場)2試合に出場することが決定している。

 1軍は開幕前最後のオープン戦6連戦をナゴヤドームで行う。与田監督は「6連戦は本番のつもりでいく」と話しており、開幕は2軍で迎える公算だ。1月下旬に右ふくらはぎの肉離れを負った根尾は、今春キャンプは2軍での別メニュー調整が続いた。今月9日の実戦デビュー後、オープン戦や2軍を合わせた実戦8試合で26打数3安打、打率・115。半数を占める13三振が目立っている。

 それでも首脳陣は大きく育てる方針。森野2軍打撃コーチは「三振は全然気にしない。当てにいく打撃だけはしてほしくない。今のチームにあれだけ振れる選手はいない」と強調。今後も空振りを恐れずフルスイングを貫く姿勢を求めた。

 開幕1軍がなくなったことで気になる登場曲も保留。根尾は邦楽や洋楽、年代とジャンルを問わず音楽を聴くが「しっくりくる感じのがまだないので…」と逡巡(しゅんじゅん)中だ。1軍でのプレーとともに登場曲もしばらくはお預けとなった。

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2019年3月19日のニュース