エンゼルス主砲トラウト 契約延長合意、史上最高12年総額477億円

[ 2019年3月20日 00:09 ]

史上最高額でエンゼルスと契約延長に合意したトラウト
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 エンゼルスが主砲のマイク・トラウト外野手(27)と12年総額4億3000万ドル(約477億3000万円)で契約延長に合意したと、米スポーツ専門局ESPNのジェフ・パッサン記者が現地19日付で報じた。

 2日にハーパーがナショナルズとメジャー史上最高額となる13年総額3億3000万ドル(約366億3000万円)の契約を結んだばかりだが、それを大きく上回った。トラウトは20年シーズン終了後までの契約を残していたが、そこも改めて40歳となる30年シーズンまでの契約で途中でFAとなれるオプトアウトもなく、事実上の生涯エ軍契約となる。

 年平均でも、年俸約3583万ドル(約39億7700万円)となり、これまでの最高額であるザック・グリンキー(ダイヤモンドバックス)の約3440万ドル(約38億1800万円)を上回った。

 トラウトはエ軍で11年にメジャーデビューし、12年に49盗塁、129得点でリーグの最多盗塁、得点に輝き新人王を獲得。8年間で1187安打、打率・307、240本塁打、648打点、189盗塁の成績を残した。ア・リーグMVPに2度輝き、MVP投票2位にも4度入っている。

 14年3月にはまだFA権取得が先の有望株に対し、チームが15年から20年までの6年総額1億4450万ドル(約159億円)で契約延長していた。

 大谷翔平投手との若き大砲コンビとしても注目された良き兄貴分。大谷も23年シーズンまではチームが保有権を有しており、2人のコンビは長く他球団への脅威となりそうだ。

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2019年3月19日のニュース