熊本西 甲子園練習は雨 横手監督「過去と天気は変えられない。未来を変えようと」

[ 2019年3月19日 20:12 ]

第91回選抜高校野球大会 甲子園練習 ( 2019年3月19日 )

<第91回センバツ甲子園練習>練習後に校歌を斉唱する熊本西ナイン(撮影・坂田 高浩)
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 予報とは、少し違った。熊本県勢初の21世紀枠で出場の熊本西は、室内練習場で公開された約30分間を打撃練習に費やした。

 「いやー、午前中は、降らない予報だったんですけどね。“過去と天気は変えられない。未来を変えよう”と伝えて室内では、笑顔全開でやらせました」

 打撃投手も務めた横手文彦監督は笑った。

 「活気向上班」「マシン管理班」「防球ネット管理班」「部室管理班」…。熊本西は細かく13個の班編成が敷かれ、44人全員で部を運営する。うち2人が担うのが「天気掌握班」。指揮官のスマホで気象庁のアプリを日々チェックする。「雨が降る。今日は室内練習にしよう」と判断すると別部員の「トレーニング推進班」に提案。メニューを変える流れを熊本で続けてきた。

 甲子園入りし、19日の2人の事前ジャッジは「降るかも」。約30分間、甲子園で練習ができる見込みだったが午前中、雨は降り続いた。室内練習場では、大声を上げながらバットを振り続けた。
 練習ラストには、体を反り返らせながら、校歌をシャウトし一塁側アルプススタンドに向かって笑顔で走る“プレ勝利”の動きまで確認した。エースの霜上幸太郎主将は「強豪なのは分かってるが気持ちで負けないよう、勝つイメージを。21世紀枠だろうが通用する、しないに変わりはない」と強気を貫いた。

 横手監督は「智弁和歌山との対戦に“やった、やった。よく引いた”と喜んでいる。のんきなもんですよ(笑い)。99%の予想を覆す0・001%の可能性がある限り、準備します」。熊本西は大会6日目第1試合、1回戦ラストカードで登場する。熊本西が予想を覆すための晴れ晴れとした調整が始まった。

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