U18日本代表、明大と引き分け 報徳・小園「粘って」適時打

[ 2018年8月29日 14:31 ]

 第12回U18アジア選手権(9月3日開幕、宮崎)に出場するU18日本代表が29日、都内近郊の球場で明大と7回制の練習試合を行い、4―4の同点だった。

 高校代表は唯一2年生で代表入りした星稜の奥川恭伸投手が先発。初回先頭打者から3連打を浴びるなど5回9安打4失点だった。

 打線は、4回に木更津総合の野尻幸輝内野手の適時二塁打などで2点を挙げた。5回には、報徳学園の小園海斗内野手がファウルで粘ったあと、12球目で右前適時打を放ち3点目。3―4の7回に、1死、二、三塁から蛭間拓哉外野手の左犠飛で同点に追いついた。

 小園は「なんとか粘って、自分のいいところに引き込めた。自分はホームランバッターではないからコンパクトに振っていきたい」と話した。

 この日の試合は、前2戦の打順からは大きく変更。1番に中堅で大阪桐蔭の藤原恭大外野手が座り、2番は左翼で蛭間が務めた。永田裕治監督は「状態の良くない2人をなるべく多く打席に立たせたかった。昨日(大学日本代表との壮行試合)のオーダーをベースに、状況を見て変更していきたい」と説明。3番以降のオーダーは以下の通りだった。

 「3番・遊撃」小園海斗、「4番・右翼」根尾昂、「5番・三塁」中川卓也、「6番・二塁」奈良間大己、「7番・一塁」野尻幸輝、「8番・捕手」根来龍真、「9番・DH」板川佳矢

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2018年8月29日のニュース