楽天再建は2軍から…GM就任・石井一久氏が語る「育成」の重要性

[ 2018年8月29日 10:30 ]

27日、楽天のGMに就任し、会見する石井一久氏(左)と立花球団社長
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 楽天ゼネラルマネジャー(GM)に就任する石井一久氏(44)の就任会見が27日に行われた。ドラフトや来季の監督人事のほかに、新GMが大きな課題の一つに挙げたのが「育成環境の整備」だった。

 05年の育成選手制度導入後、楽天は21人を育成ドラフトで指名してきたが、これまで支配下登録されたのは5人。1軍で100試合以上に出場したのは2人だ。育成選手に限らず、現在の主力選手を見ても、長い2軍暮らしを経て頭角を現した選手は銀次ぐらい。11年ドラフト1位の武藤は昨オフ、戦力外通告を受けチームを去った。12年ドラフト1位・森、13年2位・内田、14年1位・安楽、同2位・小野、15年1位・オコエ、同2位・吉持。近年、ドラフト上位で指名した選手も1軍に定着できていない現実がある。

 石井氏は「日本ハム、西武、ソフトバンクは育成環境ができているからこそ、毎年優勝争いができる。日本ハムは大谷くんが抜けてもある程度の位置にいる」と、今季も上位争いをしている3球団を挙げて育成の重要性を説いた。そして「この選手をどうやって3年で(1軍に)引き上げるのかとか。チームとして計画を立てていかないと」と話した。

 具体的な方策づくりや実施は9月1日の就任後となるが、ベースとなる一端を明かした。「考えられる選手になるために2軍は大事。細かいことになるが3ボール1ストライクから、ただ打つのではなく、ボールをよく見るとか。試合の中で1軍を想像しながらプレーさせることで選手は伸びていく」。常勝軍団へと生まれ変わるために。細部にまでこだわっていく。(黒野 有仁)

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