元本塁打王バティスタ フィリーズへトレード シーズン中に同地区内3球団を渡り歩く

[ 2018年8月29日 09:19 ]

フィリーズへのトレードが決まったホセ・バティスタ外野手 (AP)
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 フィリーズは28日、メッツとの交換トレードでホセ・バティスタ外野手(37)を獲得した。メッツは見返りに金銭を獲得するか、もしくは後日明らかになる選手を得る。

 バティスタはブルージェイズ時代に2010年から2年連続で本塁打王を獲得。昨季終了後にそのブルージェイズからフリーエージェントとなったが、獲得を希望する球団が現れず、今季は開幕後の4月にようやくブレーブスとのマイナー契約に合意した。

 しかし、ブレーブスでは12試合に出場しただけで契約解除となり、5月にメッツへ移籍。今季は2球団合計で95試合に出場して打率1割9分6厘、11本塁打、42打点という成績を残している。

 新天地のフィリーズは現在、ナ・リーグ東地区で首位ブレーブスと3・5差の2位、ワイルドカード争いでも2位のブルワーズと2・5差の4位につけており、2011年以来、7年ぶりのプレーオフを狙える位置につけている。

 バティスタはシーズン中にブレーブス、メッツ、フィリーズと同地区内の3球団を渡り歩くことになったが、これは珍しいケースで、ESPNによると、今回が史上3度目とのこと。過去には1975年のボブ・レイノルズ(タイガース、インディアンス、オリオールズ)と2004年のケリー・ジョンソン(レッドソックス、ヤンキース、オリオールズ)の例があるという。

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