中日ビシエド、球団新記録の月間43安打 西沢&守道超え

[ 2018年8月29日 05:30 ]

セ・リーグ   中日3―5DeNA ( 2018年8月28日    横浜 )

5回1死一塁、左二塁打を放つビシエド(撮影・島崎忠彦)
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 助っ人が球団史を塗り替えた。中日・ビシエドが2安打を放ち、球団新記録となる月間43安打を記録。1954年8月の西沢道夫、64年8月の高木守道と2人のレジェンドを超え「たくさんの選手がいる中、記録を残せたことはうれしい」と顔をほころばせた。

 2―2の5回1死一塁、DeNA先発・平良から三塁強襲の二塁打を放ち、記録に並ぶと8回無死から中前打で新記録を樹立。8月23試合目で4試合連続13度目の複数安打。無安打はわずか2試合と勢いは止まらない。記録については「知らなかった」と笑い「一日一日、しっかりと集中してできている」と好調の要因を口にした。

 月間安打のセ・リーグ記録は13年8月に巨人・村田修一がマークした46本で、日本記録は96年8月のオリックス・イチローの48本。チームは敗れ、最下位に転落しただけに「記録ではなく、また明日、しっかりと集中してやるだけ」と自然体でチームの勝利につながる一打を追求する。 (桜井 克也)

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2018年8月29日のニュース