清宮初4三振 チーム快勝も蚊帳の外 切り替え「想定内」

[ 2018年8月29日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム4―0オリックス ( 2018年8月28日    宮崎 )

2回無死、空振り三振に倒れる清宮(撮影・岡田 丈靖)
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 ドラフト制以降、高卒新人初となる3試合連続猛打賞を狙った日本ハムのドラフト1位・清宮は、公式戦初の4打席連続三振を喫した。チームは快勝の中で蚊帳の外となったが、2位・ソフトバンクにゲーム差なしと肉薄したこともあり「(4三振は)気にしていない。引きずっているわけではない」と前を向いた。

 昇格後の過去6試合は打率・455。当然相手の攻め方も厳しくなる。この日は高低差で翻弄(ほんろう)された。第1、3、4打席は高めの直球を見せられ、最後は落ちる球で空振り三振。第2打席はフォークを続けられて最後は高めのつり球にバットが空を切った。この日4打席で計17球が投じられ、9球が空振り。4打席で一球もバットにかすらなかったが「(相手の攻めは)想定内。打ち方はそんなに悪くはなかった」と振り返った。

 札幌から宮崎入りした前夜は、チームとして5年ぶりに開催された決起集会に参加した。宮崎市内の焼き肉店で宮崎牛を堪能し「残り試合に向けて気持ちを一つにできた」。連続猛打賞は止まったが「次の試合で勝つことが大事」という清宮が、逆転優勝への起爆剤であることに変わりはない。

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