ドジャース守護神 不振の原因は不整脈の治療薬 服用中止を決断「こんな状態では投げられない」

[ 2018年8月29日 12:25 ]

ドジャースのケンリー・ジャンセン投手 (AP)
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 ドジャースのクローザーを任されているケンリー・ジャンセン投手(30)は不整脈の治療から戦列に復帰したものの、ここ3試合はベンチの期待を裏切る投球が続いている。

 復帰戦となった20日のカージナルス戦では2本の被本塁打で敗戦投手。22日の同カードも1点リードを守り切ることができず、再び黒星を喫すると、25日のパドレス戦でも同点弾を浴びて、セーブを逃した。

 考えられないような乱調が続いているが、ジャンセン本人によると、不整脈の治療薬が投球に影響していたとのこと。夢遊病のような感覚となり、とてもピッチングができるような状態ではなかったという。

 そこで、ジャンセンは治療薬の服用中止を決断。28日のESPNによると、主治医の元へ赴き、「もう薬に頼らなくても大丈夫」と伝えたそうだ。同メディアは次のようなジャンセンのコメントも掲載している。「ここ3試合の登板ではアドレナリンが全く出なかった。心の中では“やってやるぞ”と思っても、体が言うことを聞かない。こんな状態では投げられないよ」。

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