【東東京】都小山台―安田学園 猛暑考慮し「足つり」を負傷として臨時代走認める

[ 2018年7月24日 19:42 ]

第100回全国高校野球選手権記念東東京大会準々決勝   都小山台6―4安田学園 ( 2018年7月24日    神宮 )

 都小山台が延長10回にもつれこむ激闘を制し、4強に進出した。

 延長10回の攻撃中、先頭で8番・吉田が右前打を放って一塁に到達したが、塁上で足がつり、臨時代走が送られるシーンがあった。

 通常、臨時代走は不慮の事故やケガ等で選手がプレーを続行不可能となった場合、治療等で中断が長引くと審判が判断した場合に適用されるが、足がつるのはケガとは認められない。

 しかし、東京都高野連・桜井昭夫審判委員長は「今年の異常な気象と高温で初日から足のつる選手が続出しているし、ここまでくると選手自身も疲れ果てている。治療をして10分、20分と試合を中断させることがいいのかという中で連盟と相談をし、臨時代走を使おうという判断をした」と説明した。

 連日の猛暑で京都大会ではナイターで試合が行われるなど各県が対応に追われている。桜井委員長は「今後も気温が高く、試合が切迫してきた時にこの状況が起これば、臨時代走を再度使うことはある。あくまでも選手の健康上の理由ということでご理解いただきたい」と話した。

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2018年7月24日のニュース