【東千葉】木更津総合・野尻 サイクルでV王手「うれしい」

[ 2018年7月24日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念東千葉大会準決勝   木更津総合9―2東海大市原望洋 ( 2018年7月23日    ZOZOマリン )

サイクル安打を放った木更津総合の野尻
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 木更津総合の野尻が「4番・投手」で先発し、記録が残る平成以降では13人目のサイクル安打を達成。3年連続の甲子園出場に王手をかけた。「ベンチに帰るまでサイクルとは知らなかった。チームのためにと思って打席に臨んだ結果。うれしい」と喜んだ。

 まずは2回。先頭で初球を高校通算21号となる先制右越えソロ。さらに3回には右中間へ三塁打。5回に左前へ抜ける単打を放つと9回の第5打席で右中間二塁打で快挙を達成した。「4番なので自分の打撃が勝敗を左右する。自分がしっかりしなきゃと思った」と主軸としての責任をにじませた。

 本職は三塁で背番号5だが投手も兼任し、4番も務める大黒柱。1年春から公式戦を経験しているだけに「歴代の先輩を1年の頃から見てきた。しっかり引き継がなければ」と25日の決勝・成田戦を見据えた。

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2018年7月24日のニュース